趣旨
ユニバーサルデザインの考えを学校教育に反映させた「ユニバーサルな学校づくり」を実践し、小中連携を推進することにより、小、中学校の指導・支援体制の充実を図る。
概要
- 日時:2022年10月14日(金) 13時50分~16時10分
- 場所:丹波篠山市民センター催事場1・2
- 講義:「ユニバーサルデザイン教育について考える~学びの個別化・最適化に向けて~」
- 講師:関西国際大学教育学部教育福祉学科 教授 百瀬和夫 先生
参加者の感想(抜粋)
- ユニバーサルデザインは「親切」ということが腑に落ちた。
- これまでの自分の取組を振り返り、変えられそうなところから少しずつ見直したい。
- 具体的な事例により実践のイメージをしながら聴くことができた。今日の講演を実践に生かしていきたい。
- 子どもに寄り添い、子どもの実態を把握していくことが全ての始まりだと気づかされた。自分の固定概念にとらわれずに、子どもたちの教育に努力していきたい。
- 「笑育」という言葉を初めて聞いた。笑顔で褒めることで基礎的な感覚が育つことが分かった。百瀬先生の話に聞き入ってしまい、2時間が短く感じた。
- 全ての子に居場所がある学級・学校づくりをしていきたいと改めて考えさせられた。
- 感覚統合の道筋を「発達の木」で考える話が印象に残った。有意義な研修会だった。
まとめ
百瀬先生にユニバーサルデザイン教育について講演いただいた。合理的配慮の意義、子どもの実態把握にもとづく支援のあり方をはじめ、子どもたちにとって過ごしやすい学校にしていく「ユニバーサルな学校づくり」について具体的な事例を交えながらの講演だった。参加者の感想にもあるように、これまでの自分自身の取組を見直し、子どもに寄り添った教育の実践について考える良い契機になり、有意義な研修会であった。