令和7年度 第1回丹波篠山市幼児教育運営改善(中堅)研修会

趣旨

 園の指導的立場である主任教諭等は、保育計画の立案をはじめ環境構成や、若手保育者に対して社会人として、また保育者として、モデルとなる役割等を担っている。
 また、保育者の人材確保と定着が喫緊の課題となっている中、主任教諭等には、保育・教育実習生や若手保育者の思いや考えに寄り添いながら、希望をもって本市で長く活躍できる保育者を育成していくことが求められる。
 そこで本研修では、保育・教育実習を控えたこの時期に、受け入れ側として実習の目的やねらい等について改めて認識するとともに、誰もが働きやすい保育現場について、ハラスメントの防止を視点に、園や市全体の指導的立場であることを自覚し、若手職員をリードできる資質を高めることを目的とする。

概要

〇日時・場所
 令和7年5月14日(水)14:50~16:40
 丹波篠山市役所
〇内容・講師等
 1 講義①「 ハラスメントの防止について」 
   丹波篠山市法務専門員 弁護士 川嶋 将太       
 2 講義②「 次世代の保育者、若手保育者育成について 」 
   丹波篠山市教育研究所 指導主事 髙橋 京子

まとめ

 主任や中堅職員には、園の中心となって他の職員をリードしたり、まとめたりすることが求められている。加えて、市全体にも視野を広げて、丹波篠山市の保育を支え、発展させていくなど、求められる役割を果たしてもらいたいと考える。
 トライやるの中学生や、インターンシップの高校生、保育者の卵である実習生が、「保育」という仕事に夢を抱けるように、また新任保育者が希望をもって働き続けられるようにするにはどうすればよいか、本研修が、園の職員みんなで考えるきっかけとなることを願っている。