保育園・幼稚園・こども園等の職員を対象にした安全研修会を8月30日(月)に開催しました。
公私立各園の安全担当者19名が参加し、丹波篠山市保健福祉部長の山下好子氏から「市内における新型コロナウイルス感染症の現状と対応」についてお話を聞きました。
新型コロナウイルス感染者が増え、これまで感染しにくいとされていた幼児にも感染者が出るなど、日々刻々と状況は変わっています。そんな中での研修会でした。
講義では、丹波管内の新型コロナウイルス感染症の現状とその予防について資料をもとに話していただきました。そして、感染者が発生した時の学校園での対応や関係機関の動きについても事例をもとに丁寧に説明していただきました。丹波健康福祉事務所だけでなく、各病院や医師会とも緊密な連絡を取って迅速に対応していただいていることがよく分かりました。
参加者の振り返りからは、「コロナウイルスの感染状況については不安な毎日でした。熱が出たときにどうすればよいのか、医療機関はどうなっているのかなど、不安に思っていた部分が明瞭になりました。保護者からの相談にもアドバイスしていきたいです」「丹波圏の医療状況や受診方法、相談窓口のことがわかり安心しました」「感染したときに健康課や関係機関が手厚くかかわっていただいているのがわかって非常に安心できました」「組織として感染対策に努めていきます」「気を引き締めていきます」など、抱いていた不安が解消された安堵感とともに、今以上に感染防止に努め子どもたちが安心して過ごせる園にしていくという決意がたくさん綴られていました。研修会で学んだことをそれぞれの園に持ち帰り、各園での感染症予防対策に活かしていきます。