趣旨
丹波篠山市教育委員会及び各学校園は、地域に信頼される安全で安心な学校園づくりを最重要課題と位置づけて、保護者や地域住民とともに推進してきた。昨年度末には「学校園安全管理マニュアル」の改訂を行っている。
本研修は、安全月間となる６月を迎えるにあたり、安全管理マニュアル改訂のポイントと学校園安全の最新情報について学ぶことを通して、教職員の資質向上を図るとともに、今後の安全の取組に活かすことをねらいとして実施した。
概要
〇日時・場所
令和７年５月３０日(金) １５：００～１６：４０
〇内容・講師等
１ 報告「改訂 学校園安全管理マニュアルについて」
丹波篠山市教育委員会 指導主事 西井正樹
２ 講義「学校園の安全の取組について ～安全管理マニュアルをどう活かすか～」
京都女子大学 教授 西岡伸紀 氏
まとめ
本研修会では、この３月に改訂した「学校園安全管理マニュアル」をもとに、指導主事より改訂のポイントを説明した。特に、今回新たに追加した食物アレルギーや給食事故、熱中症対策、ネット被害等のこと、ＩＣＴや映像を活用した効果的な指導について詳しく説明し、危険に備えて日常的に本マニュアルを活かすよう伝えた。
京都女子大学西岡先生の講義では、安全管理マニュアルを自校園の実態に合わせて加工すること、アクションカードの活用、文科省・スポーツ振興センターの救急時動画の紹介等を通じて、マニュアルのより効果的な活用方法についてご指導いただいた。