令和3年9月3日(金)、四季の森生涯学習センターにおいて実技研修会(絵画指導)を実施しました。「保育者は絵を描くことが得意」というイメージもあるようですが実際には苦手意識をもっている保育者が意外に多いこともわかり、参加者は最初は緊張の面持ちで取り組んでいました。
講師の兵庫大学短期大学部教授、半田 結先生の指導で、50色のクレパスを使い、「全色使うこと」「利き手ではない手でも全色使うこと」「好きな色を強く塗り込むこと」「好きな場所に〇△□を描く→好きな絵に仕上げる」といった色の数や発色を楽しみ、心を開放させるワークを体験しました。
参加者は50色のカラーバリエーションにワクワクしたり、夢中で色を塗ったりする中で、「導入の声掛けで子どもの感じ方がずいぶん違うということを体験することができた」「このワクワクする気持ちを保育の中で子ども達とも味わいたい」と感じたり、「絵を描くことは上手、下手ではなく、正解も間違いもない」ということに気付いたようです。研修で感じた楽しさや気づきを今後の保育の中で活かしてほしいと考えます。