〇趣旨 プログラミング教育の円滑な実施に向け、授業実践についての演習を行い、プログラミング教育のねらいを確認するとともに、教員の資質・能力の向上を目指す。
〇日時 令和5年5月31日(水) 15:00~16:30
〇会場 丹波篠山市役所第2庁舎 3階 2-301、302
〇対象者 市内小・中・特別支援学校教員のうち希望する者
〇内容
(1)講義
・プログラミング教育のねらい等について ・丹波篠山市情報活用能力体系表および丹波篠山市プログラミング教育カリキュラムについて
(2)Viscuit実践発表(模擬授業)
令和4年度教育ICT活用実践事例集(P13) 小学校4年図画工作 「さわって楽しいプロジェクションマッピングをつくろう」西紀南小学校 藤井望 先生
〇参加者の感想(抜粋)
・自分はもともと、情報機器を扱うのもすごく苦手意識がありましたが、失敗してもたくさん使う機会を増やすことで慣れていきましたし、プログラミングに興味をもつこともできました。今回の実践もほとんどは、子ども同士の会話からアイデアが閃いたり、改善策を見出していたりしていました。子どもが主体となり活動していくことの大切さというものを改めて感じました。(実践発表者より)
・子どもたちが工夫しながら、楽しく取り組める内容でした。今年度、特別支援学級の担任をしていますが、取り入れていきたいと思います。
・実践形式で教えていただいたので具体的にどのように指導していくかをイメージすることができました。
・難しいそうに思っていましたが、ある程度ならできそうな気がしました。ICTに関して全然ついていけていないのでもっと勉強していこうと思いました。子どもはこちらが思っているより、かなりICTの扱いに慣れていたり、柔軟な発想があったりすると思いました。
〇総括
・昨年度までは、ViscuitおよびScratchの基礎技能研修をしていた。本年度から、実践発表(模擬授業)を研修の中心とした。アプリの使い方だけではなく、実際に授業でどのように使っていったのか、その時の子ども達の反応はどうであったのかなどの話があった。授業の場面でどうのように指導していくのかイメージしやすかったためか、プログラミング教育に取り組もうとする意欲に繋がったようである。