令和5年度第1回研究推進担当者連絡会を開催しました(2023.5.12)

趣旨

 本連絡会においては、各学校における校内研究推進についての情報交流や対話的に学び合う教職員集団づくりに関する講義を通して、研究推進を担当する教員が校内研究の意義やその活性化に向けた手立てについて学ぶ機会とする。

概要

【日時】 令和5年5月12日(金) 15:00~16:40

【会場】 丹波篠山市役所第2庁舎3階 2-301・302会議室

【対象】 丹波篠山市内小・中・特別支援学校 研究推進担当者

【内容】 講義「対話的に学び合う教職員集団づくりに向けた校内研修の工夫・改善について」

     講師 兵庫教育大学大学院 教授 山内 敏男 氏

参加者の感想

・自分の力だけでなく、先生方のもっておられる教育技術やノウハウなどをコーディネートしていくのだと講師の先生から学んだ。また、先生方の考えを引き出していく方法まで教えていただき、早速今年度の校内研究等の中で取り入れながら進めていきたい。

・他校の先生方と対面で話をする機会はとても有意義である。それぞれの学校の研究テーマや研究の進め方などは違うが、事後研修会のもち方をどうするか、どのような視点で授業を見るのかなど、共通の話題について情報交換ができて勉強になった。

・教師と子どもたちとのズレを見出し、そこから改善していくことが研究授業の醍醐味であることが分かった。

総括

 年度初めに、各校の教育目標や研究のねらい等について情報交流する場を設けたことは、他校の研究について知り、自校の研究計画を問い直す良い機会となったと考えられる。講師の山内教授からは、研究推進担当者としての役割や校内研修のあり方等についてワークショップを交えて講義いただいた。教員が学び合う学校組織を構築するためには、教員の「自立性」を促す必要があり、コーチングを基盤とした学校の組織づくりを推進することの重要性についてご教授いただいた。今後、研修会等を通じて教職員に問いかけ、認識を深められるよう努める。