令和5年度丹波篠山市保育園・幼稚園・認定こども園新規採用教員(新卒)等研修会を実施しました

○趣旨・目的  
新規採用教員は、保育者であると同時に社会人として、この時期、慣れない仕事や人間関係に悩んだり、不安を抱えたりしながら、日々の保育業務に取り組んでいる。同じ立場の職員同士が話し合うことで課題解決ができるようにする。
○日時・場所 
令和5年4月19日(水)15時40分~17時00分 丹波篠山市役所第2庁舎2-302会議室
○内容・講師等   
講話 「 幼児教育資料・親子ノート『すくすくひょうごっ子』の活用について 」   
講師 味間認定こども園 副園長 植野弘美 先生
参加者 9名
〇総括   
研修の前半は兵庫県教育委員会作成の「すくすくひょうごっ子」のススメ~紹介動画やチラシでPR大作戦!~という動画を視聴した。この動画には先生編と保護者編があり、どちらも視聴することで、双方の視点で理解することにつながった。また、どのような場面でどのように「すくすくひょうごっ子」を活用すればよいのか、具体的にアドバイスしていただいたことで、新任の先生でも本冊子の活用につながりやすいと感じた。加えて、新任の先生には間違いやすい「ささっ子すくすくガイド」との違いも説明していただいた。本冊子にも掲載してある「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」については、到達目標ではなく、実際に関わっている幼児の姿を見たり、育ちをみとったりしていく際の視点であるとともに、幼小連携における教員間の共通視点であることも、新任の先生方に分かりやすくご説明いただいた。

  研修の初めにアイスブレイキングを取り入れたり、研修の後半には季節の折り紙(アレンジかぶと)の実技を取り入れたりしていただき、参加者の緊張を解しながらも大切なポイントはしっかりと押さえていただいた。かぶとの折り紙を子ども達と一緒に折る時の具体的な言葉がけ、年度初めに子どもの心をつかむツールとしてのかぶとの折り紙の使い方など、新任の先生方にもすぐに保育に活かしていただけるヒントが多い研修会となった。